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美的生活を叶えるブログ Vol.27 清水涼子(3)

ビューティーフードプログラムでは、
美しく・カッコよく・素敵な女性にインタビューをして、
美しさの秘訣や、食生活で気を付けていることなど
皆さんの生活に役立つ情報を提供していきます。

第27回は、デザートプランナーとして活躍中の
清水涼子さんです。
美の秘訣、第3回をお届けします!

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皆さん、こんにちは。
私は先々週のブログで、美意識は「感謝して生きること」と書きましたが…
みなさんが感謝する時とは、どんな時ですか?

先日、私の長男が左腕を骨折する怪我をしました。
次の日は、親子で楽しみにしていた遠足が待ち構えており、夕刻に怪我をしたために
病院もみつからず、痛みを訴えうずくまる息子を見ながら慌てふためき、
なんて不運なんだろうとさえ感じていました。
病院が見つかり、治療していただくと同時に不安も薄れていき、
心が落ち着くと…やっと事の次第を見つめ直すことができました。

子供に笑顔が戻ると同時に、決して不運ではない、
命あることにまずは感謝しなくてはならないと…
まだ痛む子供を見ながら「痛かったけど、この程度で済んで良かったね」と、
つぶやいていました。

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怪我の功名ということわざもありますが、怪我が転じていろいろ学ぶことがあります。
感謝の気持ちをいくら言葉で教えてもなかなか学べることでもありません。

日々の生活の中で「何事にも感謝をね」と、今までも言って参りましたが、
今ほど響いたことはなかったように思います。
息子は、多くの方の力を借りて「今」を生きていることに気付かされました。
日頃から、みんなの力に支えられながら生きていると頭でわかっていても、
心の底から感じられる場はそう多くはないと思います。
でも、怪我をしたことで、運よくそれを学ぶチャンスが与えられたのです。

片手でできることの限界を知り、人に助けてもらえるありがたさを学び、
自ら痛みを感じることで、人の痛みがわかる機会を与えられました。
この度の怪我は痛手でしたが、小学3年生にとっては、とても貴重な経験をしている
ように思います。
この怪我はきっと将来の自分に役立つのだとプラスに考え、人の苦しみが分かり、
そしていざという時に手を差し伸べられる人間が本当の強い人であることを、
今息子に伝えています。

人の痛みを知ることは、生き抜く力の強さであり、生きる力の源は、今の自分の姿、
行動、体験、多くの出会い、すべてに感謝できることなのです。
それは、心の強さにもつながり、内なる美の原点になるのではないかと思います。
私も改めまして、この度の子供のことを通して多くの人や物事に感謝をし、
健康以上に大切なものはないと実感致しました。

身体の基礎を食事からきちんと整えること、そして、心から感謝の気持ちをもつことが、
人が最も美しく輝く姿なのでしょう。
外見の美とは違い、繕うことのできない自然の形だからこそ、意識的に心掛けて
日々過ごすことが大切なのですね。
今置かれている自分をしっかり見つめ直し、
まずは自分を知ることが内なる美への入り口。
日頃の自分にまずは感謝して、それから身近な人にありがとうの気持ちを
持つことから始めてみると、いろいろなものが見えてくるかもしれません。

息子の怪我で私は多くの方にお力を借りました。
自分一人ではできない事が多くの皆さんの手により助けられて生きていること、
そしてお世話になっている一人一人に心から「ありがとうございます」と伝えています。

自分のこと以上に、息子を助けていただくことで更に感謝の気持ちが深まり、
心の奥底からありがたい気持ちでいっぱいになりました。
いつか私も人のために役に立ちたい…
それが何よりの皆様への恩返しだと思っています。

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さて、私が活動する スイーツリメイク も感謝の気持ちから生まれました。
デパ地下スイーツとスーパーで売られるスイーツ。
どちらも、それぞれに開発している方の思い入れは同じはずなのに、
価格帯、販売場所という価値基準だけで比較される商品に、
私は少し寂しさを感じました。

と言いますのも、私は以前大量生産型の冷凍ケーキの製品開発部門に所属し、
日々ケーキの開発をして参りました。
低価格商品であっても、商品への思い入れや美味しさの追求、より良い材料の
選択に力を抜くことはしません。
お客さまがより身近で美味しい物を手に入れやすい方法を考えてみたりと…
もちろん専門店のケーキを一個一個丁寧に作り上げる商品とは
味も見栄えも変わります。
その商品にかけられる材料費も違います。
ただ、開発の心意気は同じであることを、生活者においては知る由もなく…
低価格だからと、カップのままにスイーツを食べて満足されています。
デパ地下で買ってきたケーキはお皿にのせて食べると言うのに…
その差をつけるのは、なぜでしょうか?
私は、そこに大きな溝があるように思えてなりません。

食べ物には必ず人の手がかかっているからこそ、どんな物にも感謝と敬意を示す
必要があると思うのです。
高価だろうが、安価であろうが…それを美味しく食べるのは、その人次第であると。
きっと、販売する側(メーカー)もカップで完成品であると決めつけているから、
毎回の新商品開発に力を注ぎ、いたちごっこのような開発が始まってしまうのです。
私は、それも少々違うのではないかと思えてなりません。
少し、物の見方を変えてみませんか?
美味しい物、人気商品、定番アイテム…
歴史を感じるスイーツがスーパーのチルド棚を見ると並んでいるものもあります。
数十年という歴史があるスイーツ。
皆さんが小さな頃から見覚えのあるものもあるでしょう。
それならば、それをもっと大切に食べる方法こそが、
これからの新しいスイーツのあり方ではないかと感じます。

例えば、みなさんは一度くらいレトルトカレーを食べたことがあるかと思います。
レトルトカレーはパックのままスプーンで召し上がりますか?
レトルトカレーにご飯はいりませんか?

恐らく殆どの方は、お皿に盛ってご飯またはナンが絶対に必要だとお答えに
なるでしょう。
では…、スイーツもレトルトカレーと同様、パッケージから出し、
器にまずはのせてみてください。

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まず、これだけでワンランク上のスイーツに見えてきます。
そして、これと同時に器にのせられたスイーツに物足りなさを覚えませんか。
色や、見た目など…本来スイーツ(嗜好品・贅沢品)のあるべき姿、食欲の増す
スイーツの形は何なのか…。

レトルトカレーにもご飯が必要不可欠だったのであれば、スイーツにも
旬の果物やソース、アイスなどが添えられて、初めてデザートとして成り立つ
本来のスイーツの姿になるのです。

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スイーツリメイクは、食べ物への感謝の気持ちをより美味しく食べることで表しています。
これならば、きっとデパ地下スイーツ同等に大切に食べる気持ちが備わります。
どんな小さなものであれ、物のありがたみを忘れてはいけません。
物を大切にすれば、必ず自分に戻ってきます…、そう私は信じています。
心の持ちようで、幸にも不幸にもなると。

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前述の怪我の話も同様です。
心の持ち方一つで幸にも不幸にもなります。
でも、どうせ起きてしまったことならば…後悔して嘆いても結果は変わりません。
その状況をプラスに捉えて上手に生かす方法を考えたほうがきっと幸せですね。

私は、ビューティーフードチェックで運動不足が懸念されておりました。
子供の骨折を機に、実は学校の送迎が私に付きまといます。
ランドセルが背負えないからです。
息子は電車通学なので、自宅から往復50分程度を毎日朝夕と3歳児の子を連れて
通います。

エスカレーターやエレベーターは使用禁止、階段のみの上り降りに加え、
電車内の混雑時は、3歳児は抱っこで対応。
今までなかったことがイレギュラーで生活に組み込まれ、
身体を使う機会に恵まれました。
私は、これも育児中にできる貴重な運動の一環と捉え、歩く時の姿勢に気をつける
などして利用しています。
こういう心掛けでいくと、子供のイレギュラーな送迎も嫌気をさすことなく楽しく
通うことができます。

また、多くの子供たちに囲まれた様子や、普段見えない一面を見ることが
できたりと…私はとても幸せです。
運動をしなくてはならないと片意地はると、かえって億劫になります。
だからこそ生活の中に自然に一部として取り込むことで、習慣化できるような
気がします。

育児で自分の時間がない女性にとって運動不足は大きな課題です。
子供と出来るヨガや体操教室もありますが…これらは週に1回ではとても運動量は
足りません。
毎日の生活に取り込むには、やはり日頃の心掛けが大切であると思います。
雑巾がけや掃除機をかけるときの姿勢、エレベーターを使わずに階段を使うなど、
身近な小さな積み重ねで稼ぐしか今はできないならば、それをやればよいと思うのです。
運動ではないと言ってしまえばそうかもしれませんが、運動意識をもってガラスを
磨いたり雑巾がけしたりすると、腕の使い方や足の使い方が
結構変わったりするものですよ。
今の私にできることを上手に取り込み、ストレスになるやり方はしません。
何より大切なことは小さなことでも継続をすることです。
継続は力なり…
三日坊主よりは、ずっと自分のためになることを私は選択しようと思います(笑)。

早いもので来週このブログも最後となります。
今日皆さんに最もお伝えしたかったことは、身近なものへの感謝の気持ちです。
家族、仕事仲間、友達、恋人にパートナーあらゆる身近な人や物に
心からありがとうの気持ちで接してみてください。
きっとその心のゆとりが自然な笑顔を作り出し、身も心も軽くなり、
内なる美が輝き始めます。

それでは、また来週!

Ryoko
 
━◇Profile◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇━

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清水 涼子
フードコーディネーター、デザートプランナー
栄養士

大手、ベンチャーで学んだ商品開発のノウハウを生かした
誰でも簡単、失敗しないカフェスタイルなおもてなし
『スイーツリメイク』を通して講座講師を務める他…

   HP: http://www.sweetsremake.com/
ブログ: http://foodsnews.com/blog/archives/author/ryoko-shimizu

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