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美的生活を叶えるブログ Vol.18大倉あやこ(3)

ビューティーフードプログラムでは、
美しく・かっこよく・素敵な女性にインタビューをして、
美しさの秘訣や、食生活で気を付けていることなど
皆さんの生活に役立つ情報を提供していきます。

第18回は、管理栄養士・国際薬膳師・中国茶芸師として活躍中の
大倉あやこさんの美の秘訣、第3回です!

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こんにちは。大倉あやこです。

大雪を過ぎ、本当に寒くなってきました。
上海の薬局ではあちこちに「膏方(こうほう)」の貼り紙が貼られています。

「膏方」というのは、主にお年寄りや身体の弱い人が、冬の間飲み続ける漢方薬で、
個人個人に合わせて沢山のお薬が処方された、水あめのようなものです。

中医学(中国伝統医学)では「冬にしっかり身体を補っておけば、翌年の夏に虎を
打ち倒せる」という考えがあり、冬の養生をとても重要視しています。

冬こそしっかり体力作りに励もうと思います!

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さて、今日は薬膳についてのお話をしたいと思います。

「薬膳」のイメージはどうですか、と聞くと、
◇身体によさそう。
◇特別な食材がないと作れない。
◇精進料理みたい。
◇クコの実?朝鮮人参?何だか薬臭そう。
そんな答えが返ってくることが多いです。

しかし、小松菜などの青い葉野菜を、油揚げと一緒に「煮浸し」を作りますね。
その時に、「小松菜のビタミンAは脂溶性のビタミンだから、吸収率を高める為に
油揚げと合わせて調理しよう!」
昔の人たちは、そんな事を考えながら料理していたでしょうか?

栄養学が進歩し、それが後になって学問的に解明されたにすぎません。
「薬膳」もそれと全く同じです。

Pic1_4

こちらは以前講習会で使用したすっぽんです。

Pic2_4

上のすっぽんを使用して、雑穀米とすっぽんスープ、きのことセロリと素鶏の黒酢
炒めを作りました。この日のテーマは肥満対策の薬膳でした。
ちなみに素鶏というのは、精進料理などで使われる大豆の加工食品で、お肉の
代わりに使われます。

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「薬食同源」という言葉があるように、
お薬も食も同じように身体に作用するという考えです。

数千年にもわたる「おばあちゃんの知恵袋」を、学問として定義したのです。
本来、「食の国」中国ですから、皇帝の健康管理も「食」を最優先してきました。

昔の中国の医療制度では、「食医」と呼ばれる食で健康管理をする医師が
医師の中でも最高の位にいたくらいです。「食医」とは、現代で言う栄養士のような
ものです。

それだけ毎日の食への関心が高く、食を深く追求してきた時代がありました。

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そして薬膳は本当に自由ですので、
食べてはいけない・飲んではいけない。
がありません。

お肉、お酒、お茶、コーヒーなど食品に制限がありません。
ゲテモノや高価な漢方薬を使うのが薬膳ではありません。

自由で身近だからこそ、選択力を身につけていくのが
「薬膳」の知識なのです。

薬膳を少しでも身近に感じていただければ幸いです。

Pic3

これは「黒米ごはんとキムチスープ」で、冷え対策のレシピです。

さて、次回はいよいよ最終回!

「飲酒」「運動」「睡眠」を指摘された私が早速心がけたこととは?
そして再チェックの結果をお知らせします!

━◇Profile━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇━

Profile

大倉 あやこ

◇管理栄養士・国際薬膳師・中国茶芸師として栄養・薬膳・ハーブについての
 
教育、商品開発、カウンセリングをしています。

◇一般社団法人日本薬膳協会 理事長として、現代栄養学と薬膳の融合を普及
   させています。

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